インスタグラムへの道〜④
今回は、Instagramで投稿する際、必ず必要になる写真の基礎についてです。
ポイントは2つあります。
1つ目は、ライフスタイルを表現することです。
ライフスタイルを表現するコツは3つあります。
①撮る対象を遠目に写すことです。
対象の周りの環境を写すことで、どのようなライフスタイルを送っているかがわかります。
②ストーリー性を持たせることです。
旅行に行ったんだなぁ、友達と遊んだんだなぁと思わせるような
③自分の写真を入れることです。
必ずしも顔写真を入れなければいけないということではなく後ろ姿などで大丈夫です。
なぜならば、生活を覗き込んでいる雰囲気を感じさせることが目的だからです。
2つ目は、世界観の確立させることです。
世界観を確立させるコツも3つあります。
①投稿している画像を同じ色で統一させることです。
当たり前のことですが意外とできていない人が多いです。
②アングルを統一させることです。
アングルを統一させることで、とても見やすくなります。
真上から撮るならば毎回真上からのアングルの写真を投稿しましょう。
③オリジナリティを出すことです。
色、アングルでオリジナリティを出しましょう。
最後にスマホで写真を撮影するコツを紹介します。
①グリッド線の3分の1のところに商品を置き撮影するとオシャレな写真になります。
設定→カメラでグリッドをオンにすれば設定することができます
②遠い距離にいるけど自撮りしたい時は、動画を撮り気に入った瞬間をスクリーンショットしましょう。
③写真を撮る時は、色々なポーズ、角度から撮りましょう。
投稿するときに写真を見返した時にもっとこうすればよかったと思ってしまうことがあります。
旅行に行ったときに撮ったものであったらもう一度戻って撮るとなったらとても大変です。
また、1度投稿した素材でも時間が経って少し角度などが違うものであれば何回も投稿をしてよいと思います。
インスタグラムへの道〜③
今回はInstagramで最も大切なプロフィールについてです。
何故プロフィールが大切かというとプロフィールだけを見て下にスクロールせずに他のページにいってしまう離脱率が74%もあるからです。
これを逆に考えるとプロフィールをしっかり作り込んでおくことで離脱を防ぐことがわかります。
そのためプロフィールは1番大切です。
離脱されないプロフィールを作るには3つのポイントがあります。
1つ目は、プロフィール写真を顔写真にすることです。
顔写真でないとどうせビジネスか…企業か…と思われてしまいます。
そのため必ず顔写真にしましょう。
2つ目は、箇条書きにすることです。
一文で全て書いているととても読みにくいので間違いなくそのアカウントを見ようと思われません。
(例)
▪️25歳
▪️東京
▪️会社員
▪️MUP🐰
▪️起業するために勉強中
のように箇条書きで見やすくしましょう。
3つ目は、URLの同線誘導です。
プロフィール欄にURLを貼っている人は多いですが、URLが とても長くなっています。
そこで、URLショーターを使い相手が見やすくなるようにURLを短縮しましょう。
さらに、Twitter 、YouTube 、ブログなど多くのリンクを貼りたいけどInstagramは1つしかリンクが貼れないと悩んでいる人はリンクまとめページを使うことでその問題を解決できます。
以上の3つのポイントを自分のプロフィールを見てできているか確認しましょう。
もしできていない場合は、今すぐに訂正しましょう。
インスタグラマーへの道〜②
ブランディングが大切なことをわかっている人は多いと思いますが、何故大切なのか説明できますか?
理由は3つあります。
1つ目は、SNSで商品を購入したことはありますか?
という質問に対して、あると答えたら人が78%もいるということです。
つまり、テレビで流れているというのは関係ない時代になっており、SNSでブランディングが確立してあれば人はSNSで商品を買うということがわかります。
2つ目は、ワンタップで一気に拡散される時代だからです。
いいなと思ったものをワンタップで押すだけで、
一瞬で100人、1000人、1万人の人に広がります。
このように拡散されるスピードがとても早いので、ただの素人だった人が有名になったりします。
3つ目は、オークション型マーケティングからクオリティ型マーケティングに変化しているからです。
少し前までは、広告費にお金を積み込めば積み込むほど拡散される時代でした。
しかし、今現在は、それが本当に良いものなのかと考えて自分の目で見て自分が良いと思ったものを買うという時代になっています。
そのため、質の良いものを作れば勝手に拡散されて、人に買ってもらえます。
次に、ターゲットの選定の方法です。
ターゲットを決める際に考えることが3つあります。
1つ目は、年齢と性別です。
(例)20代の女性など
2つ目は、休日の過ごし方です。
人によってスマホを見るタイミングが違うので、ターゲットによって投稿するべき時間帯が変わってきます。
(例)主婦の場合は子供を寝かしつけた後、サラリーマンの場合は電車に乗っている時など
3つ目は、SNSとの関わり方です。
(例)最近の流れは、いいねをあまりせずに投稿を保存する人が多いいなど
SNSの根源を考えないとフォロワーをつけようと思ってもなかなかつきません。
SNSでは、繋がっていたいと思わせることが大切です。
共感してもらえる内容、学びになる内容など相手にとってプラスになる内容を発信することが必要です。
そうすると、この人と繋がっておきたいと思わせることができます。
投稿する時の注意点は3つのスタイルを揃えらることです。
1つ目は文章です。
文末に〜です。〜だよね。
のように昨日と今日で文末が違うとキャラが変わったと思われるので、統一をさせましょう。
2つ目は写真です。
写真の色味をワンカラーで統一しましょう。
バラバラだと見にくいため見てもらうことが少なくなります。
3つ目はストーリーです。
ストーリーの投稿もスタンプやテキストも統一させましょう。
そして良い投稿頻度を保つことが大切です。
これは、友達と同じような感覚で月に1回会う人なのか、年に1回会う人なのかという感じで、短期間で会っていると忘れられないし、親しくなると思います。
次は、コンテンツの選定手順です。
①発信する内容を決める
自分の専門を決め、その内容のものだけを発信しましょう。
②撮り方
同じモノでも一緒に映っているものが違えば全く別のモノに見えます。
③ストーリーと投稿
ストーリーと投稿で発信する内容を変えましょう。
インスタグラマーへの道〜①
皆さんの知っていると思いますが、
まずはInstagramとは何かを改めて説明します。
InstagramとはSNS(Social Network Service)です。
SNSは、YouTube、Facebook 、Twitter などあります。
その中でもInstagramの特徴は、画像や動画をシェアするビジュアル的SNSです。
では、何故Instagramがインスタ映えで流行語対象を取ったり、世界中で使われているかわかりますか?
答えは、Instagramの特徴にあります。
メラビアンの法則によると人間が影響を受けるのは、視覚が55%、聴覚が38%、言語が7%です。
つまり、視覚に人は最も影響を受けるということがわかります。
次にInstagramの何が凄いのかを数字で見ていきます。
Instagramのユーザー数は世界で10億人いるといわれています。その中で、日本人のユーザー数は約3300万人です。
Instagramで1番フォロワーが多いアカウントはわかりますか?
答えは、Instagramのアカウントです。
では、個人で1番フォロワーが多い人はわかりますか?
答えは、Selena Gomexさんで、フォロワーが1億8千万人います。
フォロワーが1億8千万人にあるということは1人で
1つの国を抱えているようなものです。
これが、Instagramの最大の凄さだと個人的に感じています。
次に、いいねが1番ついた投稿は知っていますか?
答えは、world_record_eggのアカウントで1番最初に投稿されたタマゴの画像です。
これが何故いいね数が1番多いのかは第2回以降で紹介していきます。
Instagramをはじめようと思い、アカウントを作るときに大切なことが3つあります。
①ゴールを何にするのか
②何をしたいのか
③どんなアカウントを作るべきか
アカウントの種類は、個人、企業、サービス、情報系の4つに分かれます。
このアカウントの選択をミスしてしまい、やり直そうとするとまた0からスタートになってしまいます。
そのため、アカウントを作るときに大切な3つを明確する必要があります。
WEEK9 捨てなければいけない考え
自分の考えを正しいではなく、人の考えを自分の考えマッチングさせ、それを論理的に証明するためには2つの本能、考えを消さなければいけません。
1つ目は分断思考です。
人は何故か物事を2つに分けたがります。
例えば、金持ちと貧乏•先進国と途上国•幸せと不幸•勝ち組と負け組•サラリーマンとフリーランスなどです。
しかし、それぞれ、中間層がほとんど•線引きが曖昧•人の価値観による•兼業している人は多いというのが現状です。
このように世の中は単純に2つに分けることはできません。
何故、2つに分けるとビジネスが成功しないかというと、例えば飲食店を作りたいと考えており、立地が大事だと思います。
そのときに、交通量が多い=良い、
交通量が少ない=悪いというような分け方をしている。
しかし、交通量が多いことに対してネガティブな面はないのかと疑う人はいません。
さらに、交通量が少ないのにポジティブなことはないのかを考える人は少ないです。
交通量が多いと、実際は家賃が高くなる、人が沢山必要なので人件費が高くなるなどのデメリットがあります。
交通量が少ないと、家賃が安い、人がいらないなどのメリットがあります。
実際に、飲食店のビジネスで負けているところは、売り上げは上げているが、その分経費がかさみ倒産するのがほとんどです。
逆に、交通量は少ないが長年の潰れていないところはあります。皆さんも1度は目にしたことがあると思います。
ここは、売り上げは確かに少ないが、そもそも経費が少ないから潰れません。
ビジネスとは、どれだけ売り上げを上げるかではなく、どれだけ残せるかが大切です。
2つ目はネガティブ本能です。
ネガティブ本能とは共感することを意味します。
人間は多くのことに共感しますが、特にネガティブなことに共感します。
例えば、Twitterでの保育園落ちた死ね事件があります。
これは、自分の子どもが保育園に入らず、保育園落ちた死ねとTwitterで呟いたら、同じママたちが凄く共感してバズりました。
しかし、保育園入れた良かったというのはバズりません。
つまり、人はネガティブなことにとても敏感で共感するということです。
世界中でよく見る感染者、子供死亡率、戦争死者数などをネガティブに言われていますが、実際は、感染症は減っている、子供の死亡率は半分ぐらいになっている、戦争死者数は第二次世界大戦の時と比べると数%になっています。
このように良いことに目を向けないとメディアに騙されてしまいます。
メディアは、ネガティブセンサーのコントロールで有名です。
例えば、ニュースで交通事故を起こして子供が死んでしまいましたというものがあるとします。
1番ニュースで重要な部分は、交通事故が発生したこと、子供が1人死んだということです。
しかし、メディアはここに遺族のインタビューなどを何故か撮ります。
これは本質的には必要ないものです。
何故メディアはそんなことをやるかというと大衆は、ネガティブなことに興味を示すため、視聴率を上げようと思い行っています。
このように画面上のネガティブがたくさんあるからどんどん世界は悪くなっているのではないかと思ってしまいます。
実はそんなことはありません。
絶対に自分の目に入るものを疑うことをクセにしなければいけません。
2018年の10月にソフトバンクの通信障害が起こりましたま。ニュースでは、ソフトバンクは通信障害後の5日間で1万件解約がきたと報道しています。
しかし、一旦落ち着いて冷静に考えて、これは本当なのかと疑います。
実際は、日本には1億7000万回戦があり、そのうちの23%、約3910万回線がソフトバンクの回線です。
そして年間解約率が2%なので、年間で78万2000件
解約されています。
これを1日あたりで計算すると2142件ほどになります。
つまり5日間で1万件以上の解約というのは、普段から1万件ほど解約がきているから通信障害のせいではないということがわかります。
このようにメディアはネガティブなことを発信しようと必死なため普段から見るもの、聞くものを1度疑い下調べしましょう。
WEEK9 論理的思考について
論理的思考スキルは、ビジネスにおいて1番重要です。
この論理的思考スキル、つまり論理的に話す、組み立てる思考力がなければ100点の資料があったとしても、どんなスキルを身につけたとしても
100×0=0 のように掛け算の法則で0点になってしまいます。
では、どのように身につければよいのか説明していきます。
いきなりですが問題です!
浜松町秋近くに、座席数が13席、従業員数人が3名、ラーメンの価格は650円のラーメン屋があります。
このラーメン屋の売り上げと利益は、だいたいどのぐらいでしょう?
この問題に数字の答えはありません。
しかし、考え方の正解、不正解を見る思考力(フェルミ推定)が大切です。
売り上げはいくらですか?に対して100万円です。
という100万円が正解か不正解かということは関係ありません。
何故、売り上げが100万円という答えにどのようなロジックで行き着いたのか?
このロジックの正解、不正解が重要です。
まずは、ラーメン屋の売り上げに関する要素を書き出してみましょう。
これを毎回外食に行ったときにも、そこのお店の売り上げを気づいたら計算していたというほどクセをつけましょう。
外食して料理が提供されるまでの間ゲームをするのではなく頭の中でしっかりとフレームワークするクセをつけることで必ず成功できます。
数字の正解、不正解はないが、グラフの書き方は必要です。
まずは要素分解を行います。
売り上げといっても平日と週末では売り上げは変わります。
さらに、ランチと夜で客単価が違うので、ランチと夜での売り上げも変わります。
そのため、平日のランチ、夜、週末のランチ、夜の4つ分解されます。
次に、実際に売り上げに関係する回転数、来店数、客単価が1日の売り上げとなります。
それを月の売り上げにするために営業日、原価、コストという全ての経費を計算して
売り上げ 一 経費 = 利益
というように要素分解します。
このフレームワークを作っておけば、数字を入れる作業を行うだけで正解が見えてきます。
つまり顧客の視点から論理的に証明、追求することがビジネスでは1番大切です。
例えば、居酒屋を出店するときに、「何故この立地がいいんですか?」などを聞かれたときにほとんどのオーナーや起業する人がなんとなくと答えているので、多くの店が潰れています。
そのため、なんとなくではなく、こういう理由がありこうだからここだという論理的思考の説明や証明をすることがビジネスの成功に繋がります。
しかし、人間は自分中心に全ての物事を考えてしまいます。
コペルニクスの地動説が良い例で、昔の人は今よりも酷く地球を中心に惑星は周っていると思っていました。
太陽からすると、地球から何勝手に俺の周りをグルグル周っているんだと言われるけれどお前が1人で周っているだけじゃないかよということです。
実は、地球が1人で周っているだけなどのように自分が〇〇だろうかや、ここにお店を出せば絶対成功するだろうなと考えると、ワクワクしてヒートアップなマインドになってしまいます。
しかし、一旦落ち着いて冷静に考えてみましょう。
例えば、服を買おうとするが1日待って考えてみると実はその服はいらない服だったり、あの子可愛いなとずっと思っていたが、一旦冷静に見てみるとあまり可愛くないななどです。
全員1度はこのような経験をしたことがあるはずです。
このように人間は、一時的な感情で何故かマインドがヒートアップしてしまいまい自分の思っている以上のことを想像してしまいます。
そのため、自分の事業に思い込みを抱いてしまうことを捨てて、自分の見える視点が決して正しくないと疑い続けることが大切です。
何故自分の事業が上手くいかないかというと
人間は頭の中に物事をドラマチック化してしまう習慣があるからです。
世界で予防接種を受けられていない子供達は何%いるかわかりますか?
世界ではテロリストの爆撃、ロシアの爆撃があり、多くの子どもたちが難民になっているというニュースが流れているため多くの人が半分の50%だったりそれ以上だと思ってしまいます。
しかし、世界で予防接種を受けられていない子どもたちは20%で、80%は受けることができている。
このように無意識で自分の頭の中でドラマチック化してしまっています。
私たちは、爆撃の被害を受けた子どもやアフリカで飢餓で苦しむ子どもたちの映像をテレビの画面上で見てしまい、その画面上が全てでこの世界はこういうものなんだと脳に植えつけてしまっています。
しかし、冷静に考えデータで見てみると20%はそうだけど、残りの80%は受けることができているという現実がわかります。
このように思い込みを捨てないといけません。
自分の考えを正しいではなく、人の考えを自分の考えとマッチングさせてそれを論理的に証明していかなければいけません。
WEEK8 ビジネスのブランディング!!
ビジネスのブランディングは4つに分かれます。
①コーポレートブランディング
ホームページ、会社のロゴ、代表、資本金など
どのように繋がるがのブランディング
②プロダクトブランディング
価格、パッケージ、雰囲気、デザイン、希少性、トクホに認定されていますなど
商品のブランディング
どういうチャネルに出すか、SNSでどんな人を起用するか、キャッチコピーなど
どのように広めるかのブランディング
④セールスブランディング
販売方法、提携先の選定、顧客の選定など
どのように売るかのブランディング
もし、ブランディングがなければ負のスパイラルにはまり事業は続きません。
世の中の設立して5億円を超える企業は約1.2%
5年間続く企業は0.1%以下です。
このように100社設立しても1社も残らないぐらいにどんどん倒産しています。
逆に続いている企業はブランディングがあります。
ブランディングがないとAとBという商品は全く同じ商品になります。
同じ商品であればまずは価格競争が起こります。
右のスーパーでは長野産のレタスが100円です。
左のスーパーでは長野産のレタスが同じ大きさで90円です。
そうすると右のスーパーは80円にしようと言い出します。このように価格競争が起こります。
価格競争が起こり、これ以上価格を下げたら利益が出なくなるというところまで来たらサービス競争が始まります。
右のスーパーでは、このレタスを使ったレシピ本もあげるよ。左のスーパーでは、こっちはカタログをあげるよなどです。
そうするとそれに付随する自社のコストが増えてきます。
本をあげるよというその本の代金などです。
この自社のコストが上がると利益が低下してしまいます。
そのため利益を上げるためにもっとコストを下げようと思い、PRを削減します。
その結果、シェアの低下に繋がり、売れないから価格競争が始まっていくように負のスパイラルに陥ってしまいます。
コーポレートブランディングで1番重要なことは、
競合を把握するが、競合を作っては絶対にいけないということです。
自社は美容室だが美容室ではない!
自社はスポーツジムだがスポーツジムではない!
などのように〇〇だが〇〇ではないと明確に断言することが大切です。
Googleは何の会社だがわかりますか?
開発を行なっているイメージがあるのでテクノロジー企業だと多くの人に思われています。
しかし、Googleは広告会社だが広告会社ではないと明言をしています。
何故Googleが広告会社かというと利益、売り上げの90%は広告だからです。
しかし、もしGoogleが広告会社ですと言って競合のいる所へ入るとテレビ広告、チラシ広告、看板広告と並んで価格の比較をされてしまいます。
そのため、Googleは広告会社だが広告会社ではないと明言しています。
[問題]
あるホテルはカフェラテの販売を始めようと考えています。
100人にアンケートを取った結果、500円であれば全員がカフェラテを頼むと言うことがわかりました。
さらに、1500円だと高すぎるので誰も頼まないということがわかりました。
1杯のカフェラテを提供するのに人件費、仕入れ原価など全てを含めて300円かかります。
ではこのホテルはいくらでもカフェラテを売るべきでしょうか?
まずは下のような価格設定の図を作ります
ほとんどの人は100人中100人がこの価格と言ったらその価格で売ろうというように、アンケートで1番多いところに価格を設定してしまいます。
しかし、そうすると100%潰れてしまいます。
潰れないためには適正価格を把握しなければいけません。
500円だと100人が買う、1500円だと誰も買わない
この2つを結ぶと、750円であれば75人、1000であれば50人、1250円であれば25人が買うということが見えてきます。
次にそれぞれの売り上げ、コスト、利益を見ていきます。
コストが300円のカフェラテなので
500円の場合、売り上げは50,000円、
コストは30,000円、利益は20,000円です。
750円の場合、売り上げは56,250円、
コストは22,550円、利益は33,750円です。
1000円の場合、売り上げは50,000円、
コストは15,000円、利益は35,000円です。
1250円の場合、売り上げは31,250円、
コストは7,500円、利益は23,750円です。
1500円の場合、誰も買わない。
1番重要なことは利益を残すことです。
事業やビジネスはいくら売り上げたかよりもいくら残せるかということが重要です。
そのため、1番売り上げが伸びている750円ではなく、1番利益が高い1000円を選びます。
そのため1000円でカフェラテを売るのが正しいということが導かれます。
そして、1杯500円のカフェラテをどのようにして1杯1250円、1500円で売ろうかというのがビジネスの楽しさであり、やりがいです。
付加価値をつけることで1杯500円のカフェラテが1000円で売ることができます。
店舗でいうブランディングで価格を上げる付加価値をつける方法は3つあります。
①空間付加価値
店内の雰囲気やインテリアを変えるなど
コストがかかります。
②商品付加価値
飲食店であれば原価が高くなるが食材にこだわるなど
コストがかかります。
③サービス付加価値
料亭の牛丼はわざわざお客さんの目の前で盛り付けてタレをかけるなど
これは唯一無料ででき、1番効果があります。
そのためサービス付加価値、エンターテインメントでどれだけお客さんをワクワクさせるかということが付加価値を高める方法で1番大切です。
[問題]
マクドナルドのコーヒーは1杯100円にもかかわらず何故私たちは1杯ある500円のスターバックスコーヒーを買うのでしょうか?
一言でマクドナルドとスターバックスコーヒーの違いを言うとフランチャイズか直営店かということです。
例えば、あなたがフランチャイズのオーナーだったら儲けたいと思いますよね⁉︎
しかし、マクドナルドではハンバーガーの値段が決まっており価格を変えることはできないため、より多く売ろうと考えます。
つまり回転率をどれだけ上げれるかがあなたの儲けに繋がります。
そして、回転率を上げるために座席数を増やし、1人に与えられるスペースが40cmほどしかありません。
そのため、1杯500円で売れるコーヒーが100円でしか売れなくなります。
マクドナルドの場合は、ノウハウがあるため成り立っているが、私たち普通の人がやると潰れてしまいます。
スターバックスコーヒーは、このことを知っているのでフランチャイズを絶対にしないと言っています。
スターバックスは、全てを直営店で営業しているため儲けファーストではなく実際にゆったりしてもらうことをファーストにして、1人につき1㎡、2㎡ものスペースがあるため1杯500円のコーヒーが売れています。
ブランディングとは表面上の価格であって、そのブランディングを作るためには直営店かフランチャイズかのような構造が必要です。
結論、ブランディングとは商品やサービス以外のものをPRすることです。
商品を売りたければ商品のPRをしてはいけません。
YAMAHAピアノ教室を例に説明します。
YAMAHAはピアノを売りたいが高いものは300万円、500万円とするので、いきなり買ってくださいと言っても誰も買ってくれません。
そのため、まずはピアノ教室を開いてそこでピアノを使わせることに戦略を立てました。
実際にピアノを使わせることで相手からピアノ欲しいですと言っくるようになります。